この物語は、ロシアの代表的な昔話の再話である。
昔話によく出てくる三人の兄弟、そしてばかな末の弟。
日本ならできの悪い子ほどかわいがるのに、この母親は上のふたりばかりでばか息子には食事もろくに与えない。
ある日、王様からおふれが出て、空とぶ船を造った者にはお姫様をくださるという。兄さん達に続いてばかもお城を目指して旅立った。
絵も立体感があって色彩も明るく、神宮輝夫の訳も明解で楽しげである。
月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。
この物語は、ロシアの代表的な昔話の再話である。
昔話によく出てくる三人の兄弟、そしてばかな末の弟。
日本ならできの悪い子ほどかわいがるのに、この母親は上のふたりばかりでばか息子には食事もろくに与えない。
ある日、王様からおふれが出て、空とぶ船を造った者にはお姫様をくださるという。兄さん達に続いてばかもお城を目指して旅立った。
絵も立体感があって色彩も明るく、神宮輝夫の訳も明解で楽しげである。