かさじぞう

 十二月は日本人にとっては歳末、師走、年の瀬など、一年間の生活に区切りをつけ、このおじいさんのように新年を迎える準備をしなければならない。
 この本は東宝映画から長岡輝子の朗読をつけたフィルムも出ている。赤羽末吉の絵も語られることばも美しい。