ブルーノってだれ?

 ずんぐりむっくりのブルーノ氏は、ちょっとユニークな男。遅刻をとがめられると次々と言い訳を考え出し、とうとう首になる代わりに"言訳考案係"にしてもらい(「ブルーノ、いいわけ考案係になる」)、退屈になると電話のコードに潜り込んで他人の家を訪れ(「ブルーノと電話」)、頭と体がけんかして別れ別れに生活する(「ブルーノの頭」)などなど、次々に奇想天外なことを、何の苦もなくやってみせてくれる。
 寝る前に毎晩一つずつ読み聞かせてやるベッド・サイド・ストーリー用。

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