チョコレート工場の秘密

 着るものや食べものにも不自由な生活をする七人家族のチャーリーは、ある幸運からチョコレート工場への招待券を手に入れる。工場を見学し、食べきれないほどのチョコレートを貰うが、招待された他の四人の子どもやその家族ともども、チョコレート工場の秘密に巻き込まれていく。
 ページを繰るだけのつもりでもつい読み進んでしまう面白さだが、原書の方がもっと面白い。原書では『チャーリーと大きなガラスのエレベーター(直訳)』という続編も出ているが全編ことば遊びで洒落が続くためか、邦訳は出ていない。これはぜひ英語版を読んでおきたい。

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