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1987年09月

 近ごろ朗読のテープがよく売れているという。それはそれで良いのだが、テープを聞いてその物語を読んだつもりになるのでは困る。朗読する人の判断や価値観が、感情として加わるからである。  同じ物語でも、自分の目で読むか、他人の声で聞くか、作られた映像で見るかによって、それは異なったものになってしまう。  読み聞かせは他人の声でなく、親や、その子をよく知って接してくれている人の声で聞かせたいものである。