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1987年08月

 良い漫画も多いから、読ませて読書力をつけようという意見があるが、とんでもない話である。良いものと同じ数だけ毒になる漫画があり、両方を合わせた数だけ毒にも薬にもならぬものがある。  海外で目や耳に入る日本語は国内とは桁違いに少なく、一冊の本が子どもの心に占めるパーセンテージは桁違いに多い。何回も読み返され、そのセリフや俗悪な表現が子どもの心にしみ着くと知っても、あなたは漫画を読ませたいのだろうか。