国際児童文庫協会の小林悠紀子が子ども達に薦める630冊の本

月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。

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なんでもくれるヒネ・クレル (おもしろ童話館 (1))

 主人公のツヨシは、本当は弱虫な男の子。だから友達はヨワシと言ってからかう。
 ところがある日、「ほしいものは何でもあげます」という“なんでもくれるヒネ・クレル”がやってきて、ツヨシに『アタル』という名前をくれた時から、いじめっ子にいじめられることもなくなるし、福引も大当たり、授業で先生に当てられても、ドキドキしないでちゃんと答えられるようになるのだが……。
「この後どうなるのだろう」。子ども達は胸をワクワクさせながら一気に読んでしまうに相違ない。子どもの成績を良くする本を大人は与えたがるが、子どもはおもしろい本が好きなんだ、という作者の思いが込められている。

なんでもくれるヒネ・クレル (おもしろ童話館 (1))

(ASIN: 4337072012)
寺村 輝夫  ¥ 999
国土社

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