« マンガ能百番 | 1987年10月 | 魔女たちのパーティ (アメリカ創作絵本シリーズ 23) »
体も目玉もでっかくて、もひとつ話もでっかいうさぎのうさんごろに聞いたのがこの話。 十五夜はうさぎ達のお祭り。おいしいものをたくさんお供えして、いよいよ「お月さまのおでましー」。ところが、いつもと違う変なお月様が、ご馳走をむしゃむしゃと食べ、小さなうさぎをけとばし「あかんべー」と逃げていく。「よし、ぼくがあいつをやっつけてくる」と、うさんごろ。 民話のような語り口、とぼけた味、そしてはり絵のわしの切り口が、子どもの心に母の手の温かさを伝える。