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旅行からの帰りの列車で“悩める父”と同席した。故郷の甥達より劣って見える七歳の息子を、つい殴って無理に勉強させたという。
明け方まで泣きながら机に向かっていた息子を思い出して、反省することしきりだったが、「帰ったら金でもやって」というので「お金よりは、おもしろい本を、父親の読み聞かせつきで」と薦めた。
怒るのはいいが、やりすぎた時は、素直な謝罪と、甘さではない優しさがたいせつである。
ハロウィンのパーティに行く道すがら、お化けに化けた少年ファラディは、魔女を追って森の奥に迷い込んだ。
魔女や大鬼、小鬼に見つかって、取り囲まれたファラディは、大なべでシチューにしてしまうと脅されるが……。
さすがの(?)日本でもまだあまり一般的でないハロウィン祭だが、この絵本からそのイメージがよく伝わってくる。
日本語訳のことば遣いに多少不自然さがあるように思うが、絵の楽しさと色づかいの美しさが、それを十分に補っている。