国際児童文庫協会の小林悠紀子が子ども達に薦める630冊の本

月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。

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子ども達に薦める630冊の本

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おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)

 本屋の店頭で高校生のカップルが絵本を選んでいた。
「あっ、この本、小さいころ好きだったのよね。何回も読んじゃった」と手にとっていたのが、この本である。
 幼稚園できかん坊がふたり、いたずらをして閉じ込められた押入れの中で、何とか先生にごめんなさいを言わずに頑張ろう、と助け合う。
 押入れではネズミが出てきてふたりを脅かしたりするが……。
 板壁の木目が恐ろしいネズミばあさんになったり、洞穴になったりして冒険が始まるのも、子どもにとってはリアルな話である。
 先の高校生は、5年生ごろまでこの本を読んでいたと言う。良い絵本全盛時代の、もう古典とも言える本だが、今の子ども達には新しい。

おしいれのぼうけん (絵本ぼくたちこどもだ 1)

(ASIN: 4494006068)
古田 足日  ¥ 1,365
童心社 / 在庫あり。

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