国際児童文庫協会の小林悠紀子が子ども達に薦める630冊の本

月刊誌『海外子女教育』の連載「子どもの本棚」を集積したものです。他に、同誌に掲載された投稿、取材原稿、特集記事なども、挿入されています。「子どもの本棚」は、海外に住む日本の子ども達のために、特に注意して選ばれた児童書の推薦欄です。これから海外に赴任する方、海外の子どもに本を送る立場にある方に、読んでいだだけたらお役に立てると思います。

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どうぶつたちの夜 (新日本動物植物えほん 21)

 動物の生態を描いた絵本はたくさんあるが、この本は一味違って、動物園に勤務する作者から子ども達へ送る“アニマルウォッチングの薦め”である。
 冬休みに山の温泉にでも行く機会があったら、寒さをこらえて一晩中起きていてごらん、いろいろな動物が現れるよ、と言う。まず猫が、肉食獣として紹介されているのもおもしろい。きつね、たぬき、いたち、てん、と出てくるが、海外ではもっとほかの動物が見られるだろう。
 裏の見返しに登場した動物達の実物大の足跡が描いてあるのも親切。

どうぶつたちの夜 (新日本動物植物えほん 21)

(ASIN: 4406011854)
増井 光子  ¥ 1,121
新日本出版社

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