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ライオンと魔女―ナルニア国ものがたり〈1〉 (岩波少年文庫)

 ファンタジーの中のファンタジーと言われる名作で、今更とも思うが、海外にいるとこういう本さえ知らずに過ごす人も多いので紹介したい。
 物語は7巻から成るが、それぞれが完結していて、どれを読んでもおもしろい。一冊読むと、どうしても全部読みたくなる本だから、初めから物語の流れに沿って読んだ方がよい。以前は作者が書いた順に読まれていたが、この岩波少年文庫版にも書かれているように『魔術師のおい』『ライオンと魔女』『馬と少年』『カスピアン王子のつのぶえ』『朝びらき丸東の海へ』『銀のいす』『さいごの戦い』の順に読むと全体がよく分かる。
 英語版には“9歳から13歳向き”とあるが、日本語版では瀬田貞二訳の日本語が美しく、ふりがなもふってあるので、読む力のある子なら低学年でも十分に楽しめる。

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