« クシュラの奇跡―140冊の絵本との日々 | 1984年09月 | ブリジンガメンの魔法の宝石 (評論社の児童図書館・文学の部屋) »
もぐらはもともともぐらだけれど、もぐらなくてはものたりなくて、もったいなくて、もっともっとと、もぐります――とか、せまいせかいで、せきせいいんこ、せっせとせいのび、せいくらべ、など、言葉を覚える本と銘打つだけあって、言葉も豊かで、絵も美しい。ましませつこの絵は、ワイルドスミスに似た彩りのあざやかさと、日本画の静けさが溶け合って、子どもの夢をふくらませる。